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糊代と誤差

practice01.jpg

気が向いたので技術的な記事でも書こうかと思ったり・・・。

糊代と誤差は密接に関係しているのは知っていますか?
図の様な形状、展開図があるとして、どんなふうに糊代を付けますか?
ちょっと考えてみてください。
赤線の部分の面は構造上必要ないのと、簡単に組み立てる事が出来るように省略します。
practice02.jpg

まずは一般的な例です。
設計を初めて日の浅い人は多分こんな感じにするんじゃないでしょうか?

側面になる面に糊代を付けて、包み込む様に貼り合わせる方法です。
紙の厚みを考えないのであればこれで問題ありませんが、実際はそう簡単にはいきませんよね。

この方法で組むと「g」の面を貼る所までいくと、ヘタすれば2mm近く誤差が出てまともに組めません。
ペーパークラフトで2mmの誤差は致命的ですよね。
対処するために「g」の面を誤差分だけ伸ばしたりするかと思いますが、
展開図はそのままで誤差を最小限で抑えて組み立てる方法があるとしたらどうです??

practice03.jpg

僕ならこんなふうに付けます。
貼り合わせる順番さえきちんと守れば誤差を最小限に抑えてキレイに組めます。

違いが判りますか?
側面に付けた糊代の一部を巻き込む側に持ってきただけです。たったコレだけで全て解決。
あの面倒だった面単位の誤差修正ともサヨナラですww

僕の経験上、側面側に連続して付けられる糊代は2つまでです(例外も有)。
それ以上になると、だんだんと紙の厚みでズレが生じてきます。
そのズレを一度リセットするために、巻き込む方に糊代を付ける訳です。
でもここで注意しなくてはならないのは、何処に付けるかです。
闇雲に付けては、ただ作りにくい展開図になってしまいますので、
糊代を貼る順番をシュミレーションしながら付けなければなりませんよ。

設計で大切なのは格好良くモデリングする事ではなく、
糊代の位置をよく考える事だと思いました・・・マジで。
こういった地道な作業が完成度の高い作品を作る秘訣です・・・いや、ホントに。

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コメント

糊代は悩みますよね。
試作作って「失敗した!」って思う事がしょっちゅうですw
私だと「c」糊代無し・「d」は普通に・「e」を側面側に…
あ、でも貼り終りを側面側に持っていきたいから、こうなっちゃうか。
誤差吸収のために「互い違い糊代」にする場合が私は多いですが、ケースバイケースだなぁ。
目立つパーツの場合、紙の断面が正面に来ないように糊代を調節しますしね。
ホントに地道な作業ですよねw
「c」省略はありですよね。
小さい糊代は僕も積極的に省きます。
今はそうでもないですが、設計を始めた当初は本当に毎晩悩みましたよ・・・。
地味ですが大事な作業ですよね(^^)
設計したことないので、頓珍漢な話になるかもしれませんがご容赦ください。
最初に思ったのが、a~gの両サイド(上の絵だと上下)に糊代を付ける方法です。
組む時にはまず、aとgを接着してリング状にし、ソレに対して底、蓋の順で
接着してはどうかと……。

時々、組むときに「なんでこっち側に糊代があるんだろ?」と思うことも
あるのですが、いろいろと工夫があるものなのですね。
>ちくりんさん
リング状にすると、片面は上手く貼れるかもしれませんが、もう片面で蓋をする時に、指も入らないので上手く貼れない可能性大です。
ちなみに「a」と「g」の間は面を省略しているのでリング状にできなんですけどね~(^^;)
ノリシロ挟み込みが個人的には好きなので、
A-G全部にノリシロを付ける方法をとっています。
が、④のノリシロは作業性から考えてもこちらが良さそうですね。

勉強になりました。
また、是非ともご教授下さい。
この「のりしろの位置」のついてはちょこちょこ考えるんですが、みなさんの書かれていることもなるほどと思うんですね。
ちくりんさんや333さんのような「フタをする感じ」に組むのも以前組み易いと思ったことがあります。
それと今回書かれているa.bの面とC以降の面でのりしろの向きを変えるというのは、完成体の厚みが変わるんじゃないかと思ってしまうんです。
c.d.eの面はサイドにのりしろがあるので、完成すればc.d.eの幅+側面の紙厚2枚分ですよね。
でもa.bは側面側にのりしろがあるので、完成すればほぼa.bの幅のみですよね。
かわりにa.bの厚さ分、前にずれる=元の問題である長いのりづけ面のズレが発生するんですが。
まぁ色画用紙ぐらいならあまり紙厚を考え無くてもいいのかもしれないですが、フォトマット紙など紙が厚くなると完成体の誤差が出るような気がするのです。
取り越し苦労ですか(笑)
後でフタをするか、あまりに誤差が出るようであれば、巻き付けるほうの面を2分割にする方法しか頭にありませんでしたが、なるほど。こうすれば一枚の型紙で済みますね。参考になります。
>333さん
挟み込み派ですかw
僕は組み手が得意な方ではないので、ズレるのが一番心配なんですよ。互い違いにすると接着位置が固定されるので好きなんです。

>テラスさん
ごもっともです。確かに若干厚みは変わりますよね。まあでも、色画用紙程度の厚みならそれほど気にならないですし、実際は複数のパーツが集まって1つの形を形成するので目立たないです。
それに、こんな複雑な形はフレームに 多いですし、隠れちゃうし・・・(^^;)
色画用紙以上の厚紙なら糊代は全て無くして、糊代自体を別パーツにするかな〜。普通の展開図では紙の厚みでかなり歪むでしょうし。
>Atrusさん
そうそう分割もありなんですよね。僕も良くします。
でも今回の例題は分割無しということでw
組み立てオンリーの立場からコメントいたします。
私の場合はcの糊しろを必要に応じて削除、あとは各糊しろの両端をちょっとずつカットしたりしています。
bの付け根部分は0.5ミリくらい隙間を空けると、見た目もスッキリして組むのも楽です。
紙の厚みが気になる時は切断面を削ります。
以前どこかで(ここでしたっけ?)で紹介していた「斜めに刃を入れる」よりも踏み込んで、アートナイフとかでガリガリ薄くしちゃいます。
juneさんの作品は非常に組みやすいんですが、こういう細かいところを工夫されているからなんですね。
>ニキさん
さすが組み手のエキスパート。
非常に参考になりました。
僕はそこまでは思いつかなかったです。
で、縮小した展開図で今書かれた事をされてるんですよね・・・。恐るべしw
カラー印刷でいつもやってるからかもしれませんが、私の場合
形状から見て足の部分的なものだと思います
仮に(b)の面が正面に来る場合、この面を中心に展開します
それによって正面、斜めのアングルでは紙の切り口が無くなります
後は面倒くさがりなので(c)面糊代無し、a~e面の糊代は一直線で折れ線が引けるように
英数面に集め、(f)のみ逆、(g)は無し
っと言った感じでしょうか?最近心がけてるのですが、カラー印刷は切断面が必ず白なので
なるべく正面に切り口が来ないように心がけていますね
うはぁ、面が足りませんでしたか……
空間認識力というか、単純に注意が足りませんね。
反省~
>越後屋さん
なるほど〜。
カラーだと展開法自体も変わってきそうですね。
越後屋さんの方法も良さそうですね。
試してみます。
>ちくりんさん
あまり気にしないで下さいねW

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